7042

No.159
7042 7'0" #4 2p トンキン

　トンキンの2pcは7'3"バージョンが基本になっていますが、竿を短くすると慣性力が減るせいで強めに感じます。それを同じくらいに感じられるようにテーパーを調整するわけですが、どのくらい調整すればいいのかは実際に作ってみないとわかりません。と言うことで改めて7'0"バージョンを作ってみました。
　設計段階では、結構柔らかくなるだろうと予測してましたが、出来上がってみると若干グリップ前が曲がりやすいようですが、7'3"バージョンと大きな違いはありませんでした。

　使った竹がもらい物の古い竹だったせいか、ブランクの色が濃いめになりました。それに合わせて、スレッドも「RustRed」を使いました。リールシートは、自作のものではなくMiyukiRod製のカリンです。このリールシートは、自作する前に作ってもらったモノをずっと使わずに置いていたものです。ずっと眠らせておくのももったいないので、使わせてもらいました。

　トンキンバージョンは、真竹バージョンと比べるとかなりしっかりとした竿です。グラファイトから持ち替えても比較的違和感なく振れる竿だと思います。その中でもこの竿は標準と考えても良いかもしれません。
(2012.05)

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次始めましたが・・・

　修理の3pcのティップが完成し、7'0" 2pc も最終塗装が終わって現在乾燥中。リールシートを付ければ完成という状態です。
　と言うことで新しい竿に手を付けました。今回は真竹の7'0" 2pc を2本。片方は#4でもう一方は#3になります。#4は、ちょっと前に完成した竿と全く同じですが、竹の使う部位が変わってます。真竹は4m程度で切り出し、それを半分の長さにして使うわけですが、前の竿は先端部分だけで作った竿です。普通は、バットセクションは根元側、ティップセクションは先端側で作ります。根元側の方がファイバーの量は多いので、同じ対面幅でも強くなるような気がします。それを検証してみて、アクションに大きな差が無いなら良いのですが、丸っきり違うアクションになってしまったら、その分をテーパーに反映させなければいけません。まあ、結果その方が良いアクションになる場合もありますけど。（そうだったら嬉しいなぁ）
　#3は#4のテーパーを#3に置き換えた場合どうなるかを検証します。これも番手が変わるとアクションが大きく変わる可能性もありますからね。

　とりあえず割って節ずらしするところまで終わりましたが、明日から岩手遠征なので続きは来週以降です。今日は？遠征の準備やら仕事やらで、曲がり直しをやる時間が作れるとは思えません。(^_^;)


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エポキシまで終了

　7'0" 2pc のラッピング～エポキシコート終わりました。
今回のブランクは、ストローカラーの割りに色が濃かったので、糸も濃い目の色にしました。と言うか、ここの所生成とかイエローとかの薄い色ばかり巻いてて、ワンパターン過ぎるかな？というのもあります。
　濃い色は、キッチリと巻いてやらないと、エポキシコートした時にすき間が目立つので、薄い色よりも丁寧に巻く必要があります。そんな訳で、自分なりにずいぶんと丁寧に巻いたのですが・・・

　エポキシコートすると、やっぱりすき間が見えます。まあ許容範囲ではありますが。全ての巻きを完全に仕上げられたら嬉しいんだけどな。
　使ったのは、RustRedと言う糸で、エポキシ前は普通の赤（実際にはもう少し茶色い）ですが、エポキシ後はボルドーカラーといった具合です。昨日の昼頃1回目のエポキシを乗せ、夕方には硬化したので、そのまま2回目を乗せて一晩。24時間かからずにエポキシコート2回できました。気温が上がってきたおかげです。今朝は金環日食がありましたが、太陽のありがたさを実感しますね。


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3pcティップ完成

　剥離の可能性があって作り直した3pcロッドのティップセクション完成しました。まだ塗装後の乾燥時間が足りないので、実釣使用は1週間ほど空けて欲しいのですが、作業そのものは終了です。
　製作時期が他のセクションと違うので、当然違う竹から作った訳ですが、以外とブランクの色合いが似てて、後から作ったとは思えないですね。ちなみにこの竿、バットセクションも後から作り直してるので、3つのセクション全てバラバラに作ったことになります。なかなかこういうのも珍しいです。（笑）

　もう1本の7'0" 2pc はグリップ成形終わりました。この後ラッピング～エポキシコートへと進む予定です。今日の天気は薄曇りで気温高め、まさに釣り日和なのですが、近場の川はどこも増水傾向・・・釣りに行くか悩む状態ですので、まずはラッピングを済ませて、それでも余裕があれば出撃ってことにしようかな。


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ティップだけなら楽だ

　作り直しの3pcティップ、ラッピング～エポキシコート終わりました。ティップセクションはガイドの数が多いとは言え、3pcはやはり早く終わります。元のティップからガイドを取り外して、ブランクの研ぎ、ラッピング～エポキシで1.5時間ほどで終了です。1回目のエポキシが夕方までに硬化したので、2回目を乗せて一晩。今朝には硬化してましたので、今日から仕上げ塗装に入れます。

　一方7'0" 2pc は、すり合わせが終わり、下塗りに入っています。今週末は近場の川にでも・・・なんて目論んでましたが、夕べからの雨でまた増水。と言うか、前の水が引ききる前に降ってしまったので、平水に戻るのは一体いつになるやら・・・どうやら今週末はマジメに竿を作れということみたいです。


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1セットだけ

　昨日は仕事で半日つぶれましたが、戻ってからメスフェルール製作～ブランク取付まで済ませました。フェルールの製作は、一昨日のウチに終わらせるつもりでした。それも、できればこの後に作る竿用も合わせて2セット作りたいと思っていたわけです。ところが、イロイロと野暮用があって、時間が押してしまって、2セットは無理と判断した後に、メスフェルールを失敗、とどめを刺されました。(^_^;)
　メス穴を空ける時に思いっきり偏芯してしまって、とても使い物にならない状態だったのですが、これってセンタードリルの時点で偏芯させてしまってるんですが、このセンタードリルの使い方がいまだに下手で、ドリルが逃げて偏芯するということを年中やってます。なにかコツがあると思うのだけど・・・・

　とまあ、そんな訳で昨日メスフェルールを無事完成させ（オスは一昨日作ってた）、ブランクに取り付けました。今日は釣りなので、すり合わせは明日かな。そうそう、作り直しの3pcティップは下塗り終わりました。今日1日乾燥に当てて、明日からラッピングの予定です。だから今日は釣りに行けるのですけどね。 ^ ^


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2日遊んだので

　金土と栃木で遊び倒してきたので、昨日は結構頑張りました。ふくらはぎの筋肉痛が取れなくて結構きつかった。(^_^;)
　まずは3pcのティップセクション作り直し。フェルールの接着まで終わりました。釣行前に接着まで済ませておいた訳ですが、少し時間があったのでフェルールを作る所まで出来てました。元のティップからの移植を考えていましたが、傷つけずにキレイにブランクから外す苦労をするなら作っちゃった方が早いので、新しく作っちゃいました。今日、すり合わせしたら塗装に入ります。

　もう1本の7'0" 2pcは仕上げ削り～接着まで終わらせました。昨日は来客があって、削り始めたのは15:00過ぎで、削っただけで19時過ぎてました。でも、2日遊んだんだし、もう一頑張りしないと、ってことで接着まで。終わったら21時。頑張りました。 ^ ^
　こっちについては、フェルールの製作～ブランクへの接着までできたらうれしいな。


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No.157 7043M

7043M 7'0" #4 3pc　真竹



　荒川C&Rでの釣果。この日は強風＋増水でこれまたルースニングに終始することになり、やっぱり竿の感触をつかめるほどの釣りになりませんでした。まあ、前日の2pc版同様、ショット＋マーカーが付いていてもそれなりに使えるのはわかったので、ドライで釣れる状況なら更に快適に使えるはずです。
　なんとか真竹のテーパー煮詰まって来たかも。 ^ ^


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最低限のノルマ達成

　結局昨日削れたのは、3pcのティップセクションのみでした。今日・明日の釣行準備が思った以上に時間がかかったりして、削る時間が減ってしまったんですね。
　残る7'0"は、スクレッピングは終わっていますので、釣りから戻ってすぐに削れますので、日曜日にはなんとか削り終えるだろうと思いますが・・・(^_^;)


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なかなか思ったとおりには・・・

　月曜に割った竹は、火曜の午前中で曲がり直しが終わっていました。その後仕事で出かけました。帰宅後ちょっと残業すれば火入れまで終わるだろうと思ってたのが、仕事が思いの外長引き、帰宅後の作業はできずじまい。昨日、荒削り～火入れをしましたが、今日１日でスクレッピングから仕上げ削り、接着まで済ませないとならないことになりました。と言うのは、明日・明後日と日光方面に釣りに行ってしまうからです。その後の予定などなど考えると、今日中に接着しておかないと、完成が月末になってしまう。自分用はともかく、修理で預かってる竿が遅くなるのは申し訳ない・・・
　諸々考えた結果、修理の3pcのティップを先行させることにします。一応全部削るつもりですが、仕事やらで中断することもありますから、もし削り終えなかった場合は3pcのティップだけも接着することにします。そうすれば、来週いっぱいでだいたいは完成させられるはずですので。そう思うと、ちょっと気分が楽になるかな。 ^ ^



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スペーサーの漬け物

　成形後、ウレタンに漬け込み減圧処理した後のスペーサーです。減圧すると、スペーサー内部の空気が抜け、そこにウレタンがしみ込む（はず）ので、ただウレタンに漬け込むよりも、色の変化が大きいと思います。乾燥させるともう少し元の色に近づきますので、写真（ウレタンから抜き出した直後）とはちょっと違った色合いになりますが。

　スペーサーは、表面のコーティングまで数日乾燥させますので、それまで作業はありません。と言うことで、次作に取りかかりました。今回は、7'0" #4　のトンキンバージョンと、先日修理した竿のティップセクションの作り直しをやります。
　トンキンの2pc は、7'3"バージョンが基準になっていますが、長さによる微調整が必要なので、7'0"バージョンを作ります。が、真竹の竿の影響で、アレンジの度合いが明らかに大きい。出来上がりが気に入っちゃったら、基準が変わっちゃうかも。(笑)
　ティップの作り直しは、連休前に修理した竿ですが、修理直後に別のヶ所がまた破損しました。破損位置がフェルール寄りなので、接着不良の可能性が否定できません。と言うことで、ティップセクションを作り直すことになりました。



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木工終了

　スペーサー製作は、木工部分の作業終了しました。作業にかかりっきりなら1.5日くらいの作業量ですが、足かけ3日かかってしまいました。まあ、GW中ですからのんびりとね。 ^ ^
　丸棒加工の段階では20本ありましたが、割れていたり穴が開いていたりで、2本はねて18本になりました。奥の8本はスクリュー用なので丸いまま。手前はC&R用ですね。

　形ができれば次は含浸処理ですが、真空タッパーのサイズの都合で半分ずつになります。昨日半分漬け込みましたので、今日取り出して残りを漬け込みます。スペーサーは塗装段階に入りましたので、次作に取りかかろうと思ってます。まあ、この時期は出来るだけ釣りに行きたいんで、そんなにペースは上がらないと思いますが。


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切りの良い所で

　Woodstickに間に合わせるため、並行作業をしてなかったので、現在製作中の竿はありません。せっかくの連休ですから、作るより使いたいのですが、一昨日の大雨で大増水してしまい連休中の釣りは断念。じゃあ竿作るか、いやその前に在庫が減ってきたリールシートスペーサーを作っちゃおう。
　と言うことで、一昨日からスペーサーの加工をやってますが、連日来客があってそれほど進んでません。現時点で丸棒加工を10本やっただけです。まだ半分しか終わってません。もちろん、この後リールフットの乗る部分の加工があって、ウレタン含浸～塗装と作業は続きます。どうやっても明日中には終わりません。
　まあ、塗装に入ってしまえば、1回の作業時間は短くなりますので、竿の製作にも取りかかれるとは思いますが。今日は天気も良く暖かい。まさに釣り日和なんだけど、釣りになるほど水は下がってません。諦めて旋盤回しますわ。（涙）


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KINEYA TACKLE MAKER製リールシート金具

　先日のWoodstick参加の際に、KINEYAさんに頼んでおいた、リールシート金具を受け取ってきました。#5ロッド（あるいは#4も）以上の番手の竿に付けるスクリュータイプです。ホントなら10個ばかり作ってもらうのは申し訳ないのですが、他の仕事に乗っかる感じで少数製作をお願いしました。
　素材はニッケルシルバーですが、7個が黒メッキ加工、3個がセラミック研磨されたシルバーのまま。ボクの竿は基本黒染めタイプを使いますが、セラミック研磨後の質感も独特の雰囲気（あまりピカピカしてない）があって、すごくカッコイイです。

　この金具、バットキャップが両端どちらにも付けられるようになっていて、アップロック、ダウンロックどちらにもなります。
　こちらは、アップロックバージョン。

　こっちがダウンロックバージョン。こういうの、他にない訳じゃありませんが、ニッケルシルバー製となるとそんなにはありません。しかも、ウチ専用デザイン（まあKINEYAさんにお任せしたんですが。笑）ですからね。

　気になる方は、右のメニューにKINEYAさんのリンクがありますので、チェックしてみて下さい。気軽に相談に乗ってくれますよ。

　金具は届いたし、スペーサーの在庫が少なくなってきたことだし、まとめてスペーサー製作に取りかかろうかな。ちょうど新しい竿に手を付けてないことだし。


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Woodstick Keihoku に参加してきました

　4/28～29に京都府右京区京北で開催された「Woodstick　Keihoku '12」に参加してきました。好天に恵まれ、大変有意義な2日間を過ごすことが出来ました。


　ボクのブース。どこに行ってもあまり代わり映えがないような・・・まあ、ネームプレートを用意するくらいの経験値はアップしたってことですかね。