


No.71
Try No.2 6'11" #2 2pc 真竹
真竹製オリジナルテーパー製作の第2弾は、中途半端な長さの6'11"としました。意味は何にもありません。単に「7'00"よりも1インチ短いと面白いかも」ってだけです。
去年から使い始めたシルクライン2本のうち、1本が#3ラインという割りに軽くて#3ロッドではイマイチ扱いにくい。そこで、このラインに合わせて#2ライン仕様で作ってみることにしたのがこの竿です。
ティップを1.4ミリ、フェルール4.2ミリ、バット6ミリと設定し、テーパーをストレートにしてみたら、ティップアクションの竿になりました。グリップ前の対面幅が5.8ミリということで、バットからベナベナと曲がるんじゃないだろうかと思ったのですが、バットの曲がり方以上にティップが曲がるせいか、相対的にバットは硬めに感じます。
ブランクの接着が終わった所で、ティップがかなり柔らかいのがわかったので、ガイドをシングルフットにし、フェルールも普段作っているサイズよりもショートタイプにして、ロッドへの影響を軽減するようにしてみました。が、比較するモノがないんで、これがどう良いのかはわかりません。でも、なんか上手くいってるような気はします。(笑)
細身の竿なので、グリップもショートシガー、リールシートフィーラーも普段より短めにして、“なんか繊細なロッドかも”って雰囲気を演出してみました。手にすっぽり入るサイズのグリップ個人的にはあまり好きじゃないんですが・・・この竿の雰囲気には悪くないと思います。
ラッピングのエポキシコートをしたところでちょっと投げてみましたが、問題のラインを3mくらいの距離で投げるのになかなか具合が良いです。今まで入らなかったブッシュ下とかにもフライを上手く入れることができそうなので、川で使うのが楽しみです。
多分20センチのヤマメがかかったら相当大変なことになりそうです。それもまた楽しみにですね。 ^ ^